近年、HSPという言葉が聞かれるようになりました。まるくぱーじゅ代表の私もHSPですが、そもそも「HSP」とはなにかご存知ですか?
周りに振り回されてしまったり、人より疲れやすいなど、あなたが今悩んでいるのは❝とある気質❞を持っているからかも知れません。
HSPとは「Highry Sensitive Person(ハイリーセンシティブパーソン)」の略語であり、「とても敏感・繊細な気質を持つ人」などと訳されます。全人類の5人に1人の割合で、HSPは存在すると言われています。
またHSC*という言葉出てきました。こちらは「Highry Sensitive Child(ハイリーセンシティブチャイルド)」のことで「とても敏感・繊細な気質をもつ子ども」を指しています。
*ここでは、まとめてHSPと表記させていただきます。
例えば、勉強や読書の時に周囲の声や音が気になってしまう、といった経験はありませんか?
HSPは、このような「刺激に対する感度が人一倍高いこと」が特徴の一つとして挙げられています。周囲の人は気づかない小さな音や、かすかな匂い、変化に気づき「ストレス」になってしまうことが多いのです。
また、他人の感情や調子なども感じ取る場合があります。ささいな変化や態度から、いつもと様子が違うな…と気づきます。他人の気持ちに感情移入しやすく、その敏感さゆえに過剰に刺激を受け、心身共に疲弊してしまうことがあるのです。
しかし、言い方を変えれば「感受性が豊かで共感力が高い」ということにもなります。
芸術作品を見て非常に感動したり、「一を聞いて十を知る」という繊細さを持っているのも、HSPの特徴だと言えるでしょう。
HSPは病気ではありません。また、同じように「感覚の過敏性」があるアスペルガー症候群などの発達障害でもありません。
病気ではないので、明確な診断基準などもありませんし、そもそも治すものではないのです。
しかし、先述したHSPの気質から、二次的に精神疾患等を発症するケースは存在します。
HSPの気質は、育った環境などによって決まる後天的なものではなく「持って生まれたもの」「才能」ともなることが、研究によって分かっているそうです。
HSPにかんする書籍やサイトでは、HSPセルフチェック表がついていることがあります。どんなチェック表・心理テストでも、〇が多くついたからといって正確に断定することは出来ません。
HSPだから…と名称にこだわりすぎず、あくまでも敏感・繊細な気質を持っている自分を認め、考えすぎないことが重要です。
ここまで読んで下さり、ありがとうございます。
私は過去、上記のような経験からうつ状態に陥り、通院していました。しかし、処方される薬の副作用が強く、対症療法の限界も感じていました。
そんな時、インターネットでHSPという概念を知りました。
「自分が生まれ持った気質と向き合い、生きていきたい」という思いから、通院をやめ、カウンセリングを受けてみることにしました。そこでは、HSPの気質を踏まえ、今までの偏った思考や、自分に対する誤った認識に気づくことが出来ました。
そして現在、こうしてカウンセリングサロンを立ち上げるまでになりました。
同じような経験をされ、ご自身がHSPかも知れないと感じたり、家族や友人、周囲の人が悩んでいるという方は、お気軽にお問い合わせください。
もちろんHSPでなくとも、みなさんの生活により一層の笑顔を増やすお手伝いをしたいと考えています。
気軽に相談にいらしてくださいね。
カウンセリングサロン まるくぱーじゅ
E-mail: marukupaju.salon@gmail.com